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筐体〜中華とは思えないスッキリ感
初代 iPod Nano 風の、透明層でカバーされた純白のボディはとても軽く、薄くなっています。ボタンの文字に色がついているのがグレーだと良かった気もしますがそれほど気にはなりません。裏面も段差等がなく、真っ平です。艶消し処理されて、四隅に滑り止めがついているのが地味にいいです。iPodとかだと滑走しそうだけど、A-320はピタっと止まります。これがもう、一度見ると「他はなんでこうじゃないの」とすら思います。
ハードウェアスイッチは十字キーと4つ+L・Rボタンの他に、スライド式の電源スイッチ(兼、ホールドスイッチ)、リセットスイッチがついています。
ヘッドフォン端子とホールドスイッチは右サイドについているのですが、これがちゃんと音楽プレイヤー(もしくは携帯ラジオ)として使うことを考えて作られている感があってすばらしいです(胸ポケットに左を下に入れるとちょうどよい)。一時停止がRボタンでできるのも同じ考え方なのでしょう。何も考えていないキカイだと上とか下とか変なところについてたり、ヘッドフォン端子と反対サイドにホールドスイッチがついていたりするのです。
左サイドにはリセットスイッチとマイクがついています。手前側に、USB端子、MiniSDカードスロット、AV出力端子があり、左右にスピーカがあります。普通のMP3プレーヤーとかだとスピーカがないものが多いのですが、これはヘッドフォンなしでも音が聴けます。あえていうと、AV出力端子は液晶の上側のほうがよいようにも思います。
ちなみに液晶はとてもキレイで、明るいところでも結構見えます。発熱もほとんど無いと思います。
多機能ぶり〜お買い得感満点です
主な機能は、音楽再生、ビデオ再生、FM受信、写真再生、ICレコーダーの一台5役です。4GBのフラッシュメモリを内蔵しており、PCにUSBケーブルでつなげてファイルを書き込みます。MiniSD/MicroSDHCカードにも対応しており、この中身もPCから読み書きできるので、カードリーダーとしても使えます。さらに、ヘッドフォン端子以外に、映像・音声の外部出力機能があり、大画面でも楽しむことができます。
音楽再生は、ふつうにフォルダ内の音楽ファイルを連続再生します。この他に、タグを見てアーティスト別などでもプレイリストを作ってくれますがあまり使えません。ありがちですが音質を調整する(ジャズとかクラシックとか)メニューもあります。A-Bリピートとかもついていて、語学にも使えそうです。
機能的にはありきたりですが 8GB の MicroSDHCカードに対応している(4GBまでが保証範囲)ので、内蔵メモリと併せて数千曲は入りますし、フォルダ選択等もできるのでそれなりには使えます。MP3再生をメインで使ってますが、たまに冒頭部分が再生されなかったりします。
音は、ヘッドフォンにもよりますが自分の使っているカナル式のものではそれなりに悪くない音がします。
あと一ついい点。スピーカつきの機種を使っていると、思わずヘッドフォンが抜けたときに音が出ちゃって困ることがありますが、この機種はスピーカを使うこと自体をOFFにすることができますので、このトラブルがありません。
ビデオ再生は、液晶が小さいのであまり使わないと思いますが、AVIやMPEGだけでなく、なにげにYouTube のデータや、Realplayerのデータにも対応しています。
拡大・縮小や連続再生もできます。
FM受信は、日本、中国、USAなどリージョンが選択でき、ワイドバンドでふつうに聴けます。加えて、録音もできます。MP3にあきたときとか、なにげに良い機能だと思います。
写真再生は内蔵メモリのみ対応らしくもう一つですが、スライドショウができます。ケータイで撮った写真をTVに映すのに使えます。
ICレコーダーは申し訳程度のマイクから録音もできます。
操作性〜ファミコンのすばらしさを継承
操作は子供が見てもわかるような方向キーとボタンがあるのでこれらを使って操作していきます。
メインメニューはソニーのクロスメディアバー風ですが、個別の機能に入っていくと単にリスト選択して決定もしくは戻る操作があるだけです。一部を除いてあまり迷うことはないと思います。
ちなみに画面はテーマ選択ができ、青、黒、赤、緑から選びます。
制限事項〜これまたてんこ盛り
すばらしい多機能ぶりではありますが、実は日本語対応はできていません。デフォルトの中国語のままにしておけばカタカナも含めて日本語のファイル名がきちんと表示できますが、メニューが中国語というのはかなりわかりにくいものがあります。一方、英語にすると日本語のファイル名は表示されなくなります。まあ、この時点で、好事家以外は無理かもしれません。
それと、バッテリーが内蔵されてしまっているので、バッテリ交換とか予備バッテリ準備とかはできません。ただ、割と短時間で充電でき、長く持つように思います。
あまりある魅力
普通に考えたら日本語対応すらしていない、わけのわからない中華のメーカーの製品になどに手は出ないんですが、とにかく所有する楽しさを感じさせてくれる一台です。Webブラウザーもないし、楽器にもなりませんし、別に人生や生活を変えるインパクトも全くありませんが、上記のように、それなりにユースケースを考えて作られているように思います。これ買ってからこれ以外の携帯機をほとんど触らなくなりました。
【2009.3.22 update】
リスト表示中の基本操作ですが、リスト選択中でも十字キー長押しで音量ダウンできますね。それと、Xボタンで一度にトップメニューに戻ります。長押し音量ダウンはトップメニューでも有効です。
あと、音量調整は「ありがちな」と書いていますが、コンサートホール(残響音たっぷり)とかのエフェクト系は普通のMP3プレイヤーにはあまりないかもしれません。
※ローソンで伊右衛門を買ったときについてきた巾着袋がなにげにピッタリです。
【2009.3.23 update】
音量操作について、ゲーム機能を使っているときは、十字キー下を押しながらチョンチョンと電源スイッチを上に入れると音量が下がります。
今日は内蔵フラッシュのルートに入れて使うFM放送局定義ファイル FM.ini を作成しました。東京横浜近辺のみカバーしたものですがサンプルとして参考になれば幸いです。こちらです。放送局名はハイフンや空白が圧縮されちゃうみたいなのでアンダースコアを使っています。なお、リスト中に TV の 1ch/3ch が入っていますが、これを使うためにはFMの受信地域設定を Japan 以外にする必要があります。
あと、なんとなくMusic Setup で設定するしか無いかと思っていた音楽のシャッフル再生ですが、どうも再生中にYボタンを押して このマークを出しておくとシャッフルになるようです。全曲再生モードでシャッフル設定すれば、とりあえず ipod shuffle 的に使えますね。ただ、シャッフル選定されるのは一曲再生しきったあとだけで、曲の再生途中に十字キー右で「次の曲」とやると、シャッフルされない次の曲が再生されてしまいますので、面倒でも十字キー右長押しで、早送って次の曲にします。
【2009.4.2 update】
E-BOOK (テキストビューア) は使えないのかと思ったら NotePad や TeraPad で(UTF-8じゃなくて) Unicode を選んで保存すればかな混じりで表示できました。
アップデーターのファイルをばらして、簡体のメッセージファイルの中身を英語のメッセージファイルの中身で置き換えると、英語メニューで日本語ファイル名が表示できるんですね。
FM 機能は、ヘッドフォンがアンテナになるので、ヘッドフォンなしだと苦しいかも。それと、周波数設定は微妙に合わない場合がありますね。上記 FM.ini だと中央FMが 84.0 、FMサルースが84.1になっているのですが、実際に中央区で聴くと84.0 では中央FMは入らず、84.1で入ります。まあでも朝ニュースや交通情報聴けたりするのは便利ですねえ。
【2009.4.23 update】
FLVとかがそのまま再生できるのも便利なので、16GBのmicroSDカードを買ってみました。とりあえず挿入すると認識はしているように見えます。16GB 入るとなると本格的にiPod的に使ってしまいそうです。
GUIの日本語化が進んでいてありがたいです。今のところFM局名についてはFM.iniをUnicodeで保存すればいいとかいうレベルではないようです。軽く試した範囲では写真までが限界でした。
【2009.4.30 update】
A320を常用するようになってくると『microSD→miniSD変換アダプタ』って結構『命綱』ですよね。これがなくなると終了です。
昔はmicroSDを買うたびにあたりまえのようについていたこのアダプタですが、最近(2GB以上のもの?)は、もはやついていません。
一応アダプタ単体でも売っていますがこれもいつまで店頭にあるか心配です。
そこで今日はこのアダプタの予備を確保するために買い物してきました。結果としてはアダプタ(miniSD/SD)つきの512MBで『250円』というのが最安って感じでした(どうせ使わないんで容量は関係ないんですけど)。これでなんとなく安心です。

【2009.6.6 update】
新ファーム1.1も出ているようですが、別にいいや…ということで移行していません。
最近はFLVビューアーとして活躍しています。YouTubeから保存してカーナビで観たりしています。ビデオケーブルは付属品でなく、100円ショップで売っていたものが使えましたので使っています。
『miniSD→SD変換アダプタ』とか『miniSDが直接挿せるカードリーダー』もあると便利…ということで買ってきましたが、特に前者はもうなかなか無いですね。miniSD→SDアダプタってまた、結構壊れやすいんです(手元のものは既に2個壊れています)。
なんとかみつけたのが190円のminiSD(アダプタつき)と、105円のカードリーダー。カードリーダーのほうはSDHCにも対応しているようですが、抜き差ししにくいです。
105円ってことはありませんが、マクセルさんがSDHC対応のminiSDカードリーダーを出していて、日常使いではこちらのほうがおすすめですね。
【2010.7.17 update】
いまだに常用していて、だんだん筐体も劣化してきたので、もう一台購入しました。
メインのがダメになってきたら基盤だけ持ってきて筐体と電池を新しいものにしようと考えています。
前のとは外箱も変わっていました。
後継機の声がなかなか聞こえませんが、上記のような考えられた端子配列を維持してほしいものです。
長所:操作性、外観デザイン、軽さ、充電時間の短さ。
短所:制限事項の多さ。特に、日本語未対応(日本語の表示だけは出来るファームが入手可能になりました)。
★★★★☆(2009.03.5)
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