Cygnus GNU-Win32(1) (1999.11.09)

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 よく Linux とかをメイン環境にするときに、サーバとクライアントが両方動いてスタンドアロンでWebアプリケーションが開発できるから、というのがあります。 実際、私もそうして VAIO NOTE に Redhat だの Vine だのを入れていました。 しかし、デザインなんかもする立場からすると、今のところ gimp とかだけでデザインワークを完結することはありえないので、やはり Windows なしというのはつらいものがあります。なので、逆に Windows で UNIX 風のオペレーティング環境を追求することになります。

 昔から、DOS(だったり Human68k だったり)で動く UNIX 風のコマンド群というのはいろいろ出ていて、実際私も半分これで UNIX 環境に慣れたようなものなのです。この GNU-Win32 というのも、最初に導入したときはどちらかというとそういう位置付けと思っていました。bash が使えて、慣れたコマンドが使えて、GCC が使えるし、Apache for win32 と合わせてある程度重宝していたのですが、(Win95の)DOS窓では、端末制御も使えないのでスクリーンエディタもだめだし、bash から ftp するとおかしいとか、telnet は別ウィンドウになるなど、やはりかなりストレスになってしまっていました。

 しかしあるとき、GNU-Win32 で inetd を動かし、TeraTerm でつなぐという技が可能という情報を見つけたのです。早速やってみましたが、これはかなり快適!でした。もう、サーバにつないでるのとほぼ同じ感覚で作業できるのです。jvim と apache(cygwin版) を導入したら、Linux でやっていたような、Perl で CGI 書いて、その場で Internet Explorer で動作確認ということも可能です。ftp や telnet コマンドも cygwin 版にすれば、TeraTerm の中でふつうに ftp や telnet も可能です。さらに X クライアントも動いてしまうので、ASTEC-X とかと組み合わせて、ローカルで X の環境でも作業できてしまいます。まあ、さすがに私はそこまではしてませんが・・【注】Apache のセットアップには今のところちょっと気を使います

 私のような Web デザイナ&アプリケーションプログラマにとっては結局、Windows と UNIX 環境のエエトコ取りができるこの環境こそ、現状でのベストソリューションのような気がします。絵書いて、GoLive で組んで、SSIやCGI書いて、動作確認。
 実はこの文章も、TeraTerm 経由で jvim で書いているのですが、やっぱりぜーんぶLinuxよりは、今のところ使いやすいです。
※TeraTerm 開いたまま スタンバイに入って、復帰したりできるなんて、なんか不思議な感じがしますよ!

【2000.9.5 update】Cygwin 1.1にバージョンが上がって、インストーラが出来たほか、inetd がデフォルトで導入されるようになってます。

長所:UNIX 環境の良い部分を Windows でも味わえる
短所:環境作りは面倒。本物のUNIXになるわけではない。

 

★★★★☆(1999.11.09)

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