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大きいは重いは、使いにくいは…
買ったときは、実質国内初のスマートホンという触れこみだったにもかかわらず、スマートという言葉からは程遠い使いにくさに辟易しました。
ホーム画面から発着信履歴をすぐ参照できない。アドレス帳が検索性も悪く、電話もかけづらい。閉じていると文字入力が片手でできない。電話として全く常用に耐えません。
電話以外の機能はどうかというとブラウザの起動はのろいし、片手では使えないのでメールもダメ、ワードはただのダメなテキストエディタ。パワーポイントビュアーも活躍機会なし。アウトルックはVGA画面を活かせてないし、カメラは画が汚くて使いものにならない。その割にフリーズして電話が受けられなかったりする。
シグマリオンとか使っててWindowsCEに慣れていると思っていた自分にすら使いにくいというのはかなりショックでした。その前に使っていた京ぽん(AH-K3001V)のほうがよっぽどスマートでした。
後継機のアドエスが発売されたときは『ようやくこの使いにくい機種から解放される』という思いで発売日に買ったほどです。
再利用の契機
ところがある日、中古のアナログ放送対応HDDレコーダー『DIGA DMR-E500H』を譲り受けたことを契機に、事情がかわりました。
このレコーダーは番組をMPEG-2形式と同時に、携帯電話等で見られるSD-VIDEO形式で録画することができるのです。当然、アドエスやW-ZERO3でも再生できます。いままで録るだけとって見る暇がなかったテレビ番組を通勤時間に見る、ということができるようになったのです。
これを契機に、アドエスはビデオプレイヤーの役割が急速に高くなったのですが、ビデオプレイヤーとして考えれば画面が大きいWS003SHのほうがいいじゃないかということで、再利用に至りました。
環境整備
発売から時間が経っていますので、ソフトウェア等の環境も変わっています。対応していなかったSDHCカードに対応していたり、SRS WOW 3Dという優秀なオーディオドライバが使用可能になっていたり、なんか小さいと思っていたオーディオボリュームを大きくできたり。ビデオプレイヤーは定番のTCPMPが開発終了してしまっていますが、最終版でDIGAデータの再生に必要なビデオコーデック(EM4A)、オーディオコーデック(G.726)には対応しているので問題ありません。TCPMPはAACやFLVにも対応しているようです。
TCPMP
毎日、DIGAで2GのminiSDカードに、録画済みのくだらない番組をダビングして、WS003SH上のTCPMPで連続再生しています。方向キーの上下で番組変更、左右でスキップにしていて割と快適にザッピングしています。画質は、最高にすると30フレームになりますが、解像度がないので真ん中くらいで十分でした。DIGAの作るデータはPCキャプチャーとかと違って上下に黒帯もなくキレイに出来ています。理屈としてはワンセグ位ですが、感覚的にはワンセグより綺麗です。視聴にははっきりいって十分です。しかしなんといっても当日の朝、出かける直前の番組を通勤時間に観られるというのはかなり画期的です。このDIGAがSDHCに対応していたら最高でしたが、今のままでも十分便利です。2011年までは。
オーディオプレイヤー
せっかくなんでオーディオプレーヤーも使おうと思ってPocketMusic等をインストールしてみましたが、日ごろiPodの操作に慣れていると使いにくくてしょうがありません。そこでiPod風のpPodというソフトを導入し、iTunesのリッピングフォルダ(アーティストフォルダ・アルバムフォルダの階層になってる)をそのままカードにコピーすると、結構iPodっぽい操作ができるようになりました。メニュー選択や音量・再生位置調整にくるくるドラッグで回せる円盤が使えるので、違和感なく操作できるようになりました。
ちなみにppod.ttfというChicago風フォントを消すだけで問題無く曲名等の日本語も表示できます。
ヘッドフォン
ヘッドフォンだけ新調しました。カナル型で、コードが伸縮して、アダプタなしでWS003SHに刺さるのが良かったんですが、ズバリのものがサンワサプライさん扱いで販売されていました(下記、リンクで紹介してます)。これ一個あれば良く、縮むとストラップにも着くので使いやすいです。音漏れは結構あるみたいですが…
その他のソフトなど
エディタはjotと、VS2005で自作のブログ用テンプレ内蔵エディタを併用しています。後者は昔他のエディタで色々あったので適当に作ったのですが、jotが定型文入力機能もあることに気づいたので今後はjotだけでよさそうです。
ブラウザーもiPhone風に動くNetFrontとか色々出ていますが、上記のように今は専らビデオプレーヤなので、他のソフトはあまりチェックしていません(Officenail Dateとか凄いよさそう)。google map とかも入れましたが、64k程度では遅すぎるようです。
割り切れる人なら。
色々書いてきましたが結局電話機能やカメラ機能には何の進歩もないので一般的なケータイ電話としてはやっぱりダメです。今回のようにそこを割り切って使うと、中途半端な【es】やアドエスよりもいい面も出てきます、というだけです。ビデオ以外でも、ほぼ一日中広げてエディタとして使うような人にはいいと思います。
ウィルコムさんはなぜかD4という、かなりよくわからない方向にいってしまいましたが、初代タイプの薄型・軽量型ってのもあってもいいように思います。
【2008.10.08 update】
8GB の MicroSDHC カードを使うと、動画の他、音楽データを結構入れても大丈夫です。iPod の出番が無くなってきました。
ソフトの方は、Office Mobile のバージョンアップ(あんまり変わらず)や、Windows Live のインストールもできました。
発売されたばかりの ATOK for WindowsMobile をどうするか、考え中です。
ただ、pPod は時折カード上のファイルが再生できなくなり、リセットするまで復旧しないようです。ちょっと困ります。
長所:画面が大きい。ビデオ視聴や指でのタッチ操作には便利。広げたときの大きさ・デザインが絶妙。キーボードのQWERTY列を押しても指が段差にあたらない。
短所:電話機能がひどい。カメラの画質が最悪。アドエスのは凄くいいので残念。閉じると厚すぎ。
★★★☆☆(2008.09.17)
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