今回ご紹介する『杏奈』さんは、なんばから電車で25分、東大阪・近鉄瓢箪山駅から商店街を南へひたすら15分くらいあるいたところにある、カウンターとテーブル3つくらいの小さな居酒屋さんです。
この「お好み焼き・居酒屋『杏奈』」さん、行くといつも常連さんがいて、
入り口脇のカウンターから見えるあたりのTVに、だいたい阪神戦があるときは阪神戦のナイターがついていて
みんなで観戦しながら話をしています(「同期コミュニケーション」ですね)。
ママさんが一人で切り盛りしているので、ビールをサーバーからジョッキにつぐのもメニューを料理してくれるのも一人。
その様子も見えるので、なんとなく、あんまり注文すると忙しくなっちゃって悪いような気もしてしまう、
そんなお店です。でもメニューはみんな値頃だし、おいしいし、つい、色々食べたくなっちゃいます。
やっぱり看板に「お好み焼き・居酒屋」とあるということで、ここでは、コナモノの中からとん平焼き(350円)と、ねぎ焼き(700円)を紹介します。
「とん平焼き」は鉄板焼きメニューの一つで、お好み焼きっぽいのですが卵とバラ肉しか入っていない(なのでお安い)というものです。仕上げはやっぱりソースとマヨネーズです。要するにコナモノの基本、最小限の要素で構成されたミニマルなメニューです。
『杏奈』さんの「とん平焼き」は上の写真の通り見た目も安っぽくないし実際、おいしいです。お酒をガンガン飲むときとかは普通のコナモノを1人前行ってしまうとそれだけでおなかいっぱいになってしまうので、「とん平焼き」くらいに抑えておいたほうがいいかもしれません。
「ねぎ焼き」はお好み焼きの、キャベツの代わりにふんだんな青葱と、蒟蒻や竹輪を使ったものです。
醤油系の和風な仕上げにする店もあるようですが、『杏奈』さんの「ねぎ焼き」(右の写真)はソース・マヨネーズを使ってお好み焼き風に仕上げたものです。本当に適度に焼けているのでエッジの部分はザクザクパリパリ、中央部分はふんわりした生地にたっぷりの具の食感がたまりません。ねぎ焼き固有の、青葱の独特の香りとシャキっとした食感、蒟蒻や竹輪のモチっとした食感+紅生姜や豚肉のお好み焼きっぽい部分がうまーくバランスされていて本当ににおいしいです。
まあ、普通は近くに住んでいる、地元の人が行くお店ですし、自分も昔近くに住んでいたから知っていたので、まあ、そんなに遠くからあえて行くようなお店じゃないと思います。でも、なんばから(というか今回は横浜から)わざわざ行っても後悔しないくらいおいしい、自分にとっては大阪を代表する名店です。
Posted at 2008.05.25 23:31 in グルメ