地元・横浜スタジアムは公式戦の最終戦は例年、外野自由席が無料となります。今年は11日が最終戦だったのですが、場合によっては優勝決定ゲームになる可能性があったため、試合開始前の入場には整理券(前日10時配布)必須となりました。
とはいえ、運良く整理券が手に入ったので、この横浜×阪神を例によって無料で観戦しました。
みなさんご存じの通り、結果的には10日の試合で読売の優勝が決まったため、11日はいわゆる消化試合となりました。阪神には無理に勝つ動機は全くなく、横浜はホームゲーム最終戦なので多少勝つ動機があるという状況でした。
阪神の先発はルーキーの石川。キャッチャーは矢野を休ませ、ヤクルト出身で日ハムで花開いた野口。対する横浜はプロパーの吉見。キャッチャーは相川ではなくこれも若手の斉藤俊夫でした。消化感満点です。
1回裏横浜は石川を攻め、一死から「ホームラン王」村田修一のタイムリーでまず1点先制、続く吉村裕基のツーベースでさらに1点加えて2~3塁。…のはずが吉村が、何を見ていないのか村田が留まっている3塁へ暴走し3塁上で村田とともにダブルプレーとなり一気にチェンジ。
さすが今期の横浜は違います。
その後、吉見は打たれつつもよく抑えていましたが、拙攻で味方の援護なくラッキー7を迎えます。連打され継投時期を見誤っているうちに3点取られ逆転を許し、あっさり勝ち投手の権利を失ってしまいます。巨人から移籍の真田、3年目の高宮がワンポイントしてなんとか3アウトとします。
たまらない後手後手感です。
ところが、その裏、佐伯の代打安打などでチャンスを作り、鈴木尚典・金城龍彦以来の首位打者を目前にした内川聖一がレフトスタンドに再逆転3ランを放ちます。一気に盛り上がるスタンド!ここで、実質的に試合は決しました。
なんと、高宮が1アウトのみで勝ち投手です。
8回のマウンドには背番号99。横浜の優勝メンバーで、日ハムでの戦力外から復活を果たした横山道哉が登板。見事に抑えました。
6回の鈴木尚の代打とか、7回の石井琢朗投入あたりから、壮行試合っぽい色合いが濃くなってはいたのですが、この回は特にそういうムードでした。
一方、阪神はいきなり久保田が登場。肩慣らしです。
9回は阪神が代打攻勢。新井に桧山と、急に本番ムードでしたが、ここは寺原が抑え、ゲームセット。終わってみれば、既定路線の横浜勝利でした。
そして試合終了後、球団主催の最終戦セレモニーは、大矢監督が「来年は気分を切り替えて」などと、脳天気な挨拶のみで終了してしまいました。2位でも身を引く岡田監督に対し、このすばらしい成績でありながら9月頭には早々に続投を決めた大矢監督。球団ともども、ファン無視もいいところです。結果的にそうなるにしても、もう少し気をつかえばいいのに…
しかしその後、鳴り止まない応援歌に、鈴木尚典・石井琢朗は自主的にグランドに戻り挨拶したのでした。両選手とも横浜を代表する選手ながら、引退でもなく現役続行の意志がある中での戦力外ということで寂しい最終戦でした。それでも、2人(とか、川村とか)はこういう見送りがあったからいいけど、10月以降シレっと戦力外にされちゃう人は何もなしですからね…
選手だけでなく、ベイスターズのチアガールのDIANA(ディアーナ)さんとか(お昼の卒業ステージは見逃しました)、報道陣とか(スピードガンコンテストしてました)、スタンド側では美人売り子さんたちとか、応援団さんとか、みかん氷とか、みんな来年までお別れという日。日暮れとともにちょっと切ない感じになりました。
でも、また春が来るしね。
Posted at 2008.10.12 11:10 in 日常