Hazell Dean といえば Pete Waterman 率いる PWL の代表的シンガーの一人です。
PWL 系のトラックは 88~93年くらいの間さんざん聴いていて、PWL 自体が落ち着いたそれ以降もスタンダードとして定期的に引っ張り出しています。
ここのところまた良く聴いているこの曲は1991年のアルバム未収シングルですが、"A Touch Of Leather Mix" はPWL後期?の中ではかなり好きなトラックです。
オリジナルのmixはストリングスとコーラスが割と壮大なイメージを出しつつサビのコードが哀愁な感じを出していてそれ自体も悪くはない感じです。
歌詞はきつい失恋をして『I'd be better off without you』(この経験は)『lesson』『a blessing in disguise』だと自分に言い聞かせる内容(だけどやっぱり never stop my tears in my eyes)なので、哀愁な感じで合っています。
Lonnie Gordon がアルバムでも歌っていますがこちらのアレンジはコーラスは同じような感じですがストリングスが抑えられていてリズムセクションも単調、サビも哀愁な感じではないしとあんまり気に入るポイントがありません。
Hazell 盤に話を戻すと、12inch になっている"Lickin' Mix"や "Hot Tracks Mix"は基本的には 7' と同じ調子でロングバージョンになっているのですが、"A Touch Of Leather Mix" はストリングス、コーラスを活かしつつ、オーケストラヒットを多用した派手なアレンジに生まれ変わっています。ベースラインがオクターブ系のものに差し変わって、サビの哀愁感なコードもカットされて、ビート重視におもいっきりシフトした感じで実に良いです。曲の感じが『吹っ切れた、前向きな感じ』に変わってるんですね。
Mix はこれも含めて Phil Harding が担当しています(Hot Tracks は Chris Cox か)。
ちなみにALFA Recordの日本版「The Hit Factory 4」に "Lickin' Mix"が収録されていることになっていますが、実際に収録されているのは"A Touch Of Leather Mix"です。
※こちらで聴けます。この動画の題名も Lickin Mix ってなってますけど、実際には Touch of leather です。
http://www.youtube.com/watch?v=Mikdrh_AkhQ
Posted at 2009.03.30 11:10 in 音楽