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2008.08.18 : サザンオールスターズLIVE『真夏の大感謝祭』 音楽

当分活動休止、ということで、半ば見納めの可能性も織り込んで観に行ってきました。こんな超大箱で観るのは初めてでしたが、アリーナまで一杯の、これだけ膨大な数のニンゲンを観るのも初めてでした。


今回は曲数もすさまじく多く、特に最初の活動休止前までの曲をアルバムの曲中心でかなり演ってました。このあたり、30年ってことでオールドファンを意識した選曲なんでしょうね。後半は、やっぱりというかなんというかシングルコレクションみたいになっちゃってました。小林武史関連とかも、今はもうなにもかも懐かしいで片付きます。

客席も40台以上とか親子(コドモが10代くらい)とかが目立ってかなり平均年齢高めでした。各曲、ほぼ合唱っぽい感じでみんな歌ってましたね。自分ものど痛くなりました。

さて、サザンはロックのイメージもあるけど一貫して「ポップ」を追求しているのが特徴です。 ロックは基本的に「プロダクト・アウト」的なのに対し、ポップはポピュラーってくらいですからお客様ありきの「マーケット・イン」的ということで180度違います。
※関係ありませんが自分のキャラクターに合わせて仕事を選ぶ「タレント」と、役割に自分を合わせて化けていく「俳優・女優」も180度違います。

マーケット・インをするためには、常にマーケットを意識する必要がありますから、マーケットがマニアックなアーリーアダプタであればジャズっぽかったりレゲエっぽかったりだし、「サザンっぽいのが聴きたい」と思っていれば(メンバーの考える「サザンっぽい曲」ではなく)不特定多数の考える「サザンっぽい曲」を提示しなければなりません。 「横浜っぽいの」「湘南っぽいの」とか。あるいはダンスミュージックが流行ってれば、それっぽいアレンジにしたり、フレーバーを入れたり。
90年代以降はもうずっとそんな感じがします。新曲も、ダフトパンクっていうよりは Perfume とかのフレーバーをちょっとだけ入れたりして。
でもこういうのをまじめにやるのって気持ち的に大変でしょうね。だいたい、ふつうバンドって(先の「ロック」のように)「やりたい音楽をやる」ために結成されているんであって、求められているサウンドをやるだけだと、カート・コバーンじゃないけどおかしくなっちゃいそうです。
でも、30年つづくっていうことはこのあたりの折り合いの付けかたも上手ってことなんでしょう。「キラー・ストリート」のシングル以外の曲とかは、なんかちょっと好きなようにやっている感じがしましたけど。時間がかかってもまた折り合いをつけて次のアルバムを作って、そこそこ枚数売りながら好きなようにやってほしいものです。

※ライブの模様はこちらで聴けます。
http://www.youtube.com/watch?v=BQNbvfxn6mI&feature=PlayList&p=D34A1D49EA0AC54A&index=0&playnext=1

Posted at 2008.08.18 11:10 in 音楽



 2008年8月 
         
18
           

プロフィール

今はメーカーでマーケティング担当次長の見習いをしています。ご意見ご感想、共感、飲み会のお誘いなどあればこちらまで。

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