森谷さんの話を伺って、これは見るしかないと思って、ざーっと見始めちゃいました。
期待値高い状態で見始めるのでハンデありなんですが、もう1話目から『あ~これヤバイ!』って感じで一気にはまっていきました。
『クイズ・ミリオネア』的なクイズのはずが、途中から『ドラキュラが狙ってる』の「ウソ発見器」(すべてイイエで答えてくださいっていうアレ)みたいになっていく、その挑戦者に対する断罪的な内容が毎回のお話=縦軸、その断罪的な制作の目的は何か?番組を仕切る司会者(ラーメンズ片桐さん)の出自やプロデューサ(戸次重幸さん)との関係は?という謎解きが各話を通じた横軸になっています。
その大枠の中に「夢への挑戦」であるとか、誰もが持っている自分の中の「闇の部分」との戦い(向き合うか、逃避するか)であるとかが描かれていきます。
毎回毎回が、挑戦者の「闇の部分」を暴いていくという内容なので、見ていて非常に疲れます。気疲れします。しかし面白いので2~3話続けてみてしまい、翌日の仕事に影響するほどでした。
なんでそんなに引き込まれるのかってことですが、一見何のつながりもない挑戦者たち(&司会者、プロデューサー)はそれぞれ全然違う人生を送っていて、うまくいっている人もいればいない人もいて、でもそれぞれいろんなことを経て現在につながっている。その生い立ちに対する興味というのが一番かもしれません。また、みんな「夢」っていってもあんまり明確じゃなかったりするのも、リアルです。
あとは単純に、ミリオネアのフォーマット自体も面白いんだなぁと再発見しました。まあ、「問題」とか、「歌詞」とか、コネタ的に面白い部分ももちろんあるんですが、それはやっぱりコネタです。
毎回の挑戦者役のキャストの人たちも、かなり感情の幅が振れていくのを演じきらないといけないので大変ですが、違和感なかったです。高橋真唯ちゃんとか特によかったです。
オープニングの映像・音楽も凝っていて緊張感も煽る感じで気に入りました。
それにしても最初メインキャストの戸次さんが脚本も担当されているのはちょっとびっくりしました。
タイトルとか、クイズ番組の舞台裏ってあたりは、レッドフォードの映画からの引用ですね。
Posted at 2009.08.24 22:10 in TV