Playniteを使うのであれば、全てのPCゲームが一括で管理できるようになります。GOG SteamやOriginのようなクライアントに入っているゲームタイトルは見落としやすいため、Playniteで管理できることはとても魅力的です。Playniteとはどのようなものであるか知った上で、利用することを検討してみると良いでしょう。
Playniteはフリーソフトですが、主要なPCゲーム用ゲームクライアントのユニバーサルライブラリを一括管理することができます。先ほど述べたGOG SteamやOriginだけでなく、UplayやEpic、Twitchを始めとするたくさんのプラットフォームのライブラリが対象です。便利な点としては、主要部分が日本語に対応していることがあげられます。細部まで翻訳されているわけではないものの、ソフトの約80％は翻訳が完了しており、一元管理を実施する上では問題ないほどの対応です。また、インストールやアンインストールが容易であることもおすすめの理由だと言えます。ログイン情報を入力して連携しておくと、まだインストールしていないタイトルも表示することができ、そこから簡単にインストールすることが可能です。他にも表示したくないタイトルは非表示にできること、プレイ時間やスコア順で並び替えられることも大きな魅力だと言えます。
一方で不便さを感じる可能性があるところもあるので、メリット・デメリットを知った上で利用するようにしましょう。Steamクライアントはフレンド同士でライブラリの貸し借りができることがポイントとなっていますが、こちらを利用する際にフレンドがインストールしていないライブラリを表示することができません。そして、オンラインゲームなどの特定のクライアントが分離しているので、そのままの状態では一元管理することが難しいことも残念なポイントです。残念に感じられる部分はあっても、基本的な機能や使い勝手は十分なのでほとんど問題ないと言えますが、使い始めてからガッカリしないためにもこうしたポイントで不便さを感じる恐れがあることを理解しておくと良いでしょう。
Playniteはフリーソフトですがハイクオリティであり、PCゲームを楽しむ人にはかなり便利なソフトだと言えます。随時改善なども行われているので、これからますます使いやすくなる可能性も高いです。まだPCゲームの一括管理を行っていないのであれば、Playniteを利用してみることがおすすめだと言えます。